犬のストルバイト結石は泌尿器系疾患で多く見られる疾患です。ストルバイト結石になると、一般的に療法食を勧められることも多くなります。
療法食はあくまでも対処的に使い、根本から愛犬の体質を改善していく上で手作り食が有効である場合も多いのです。
ホリスティックウェイブスの講座では、愛犬にストルバイト結石があってもできる手作り食を学ぶことができます。
公式ホームページは下記よりご覧いただけます。
01.
犬のストルバイト結石には広く療法食が使われますが、ストルバイト結石には「感染性」と「非感染性」のものがあります。
感染性とは膀胱内細菌が増え炎症を起こしている状態により、尿がアルカリ性に傾いてできるストルバイト結石です。感染性のストルバイト結石に療法食は効果がありません。なぜなら、療法食は薬ではないため、菌を殺す作用はないからです。
非感染性とは、食事の組成、水分不足、先天的なものが考えられます。食事の組成が原因の場合は療法食が有効な場合もあります。
02.
感染性ストルバイト結石は尿検査をして細菌が検出されるかされないかで判断できます。
細菌が検出された場合は感染性になります。この場合、どこに原因があるかというと「腸内細菌」なのです。腸に悪玉菌が増殖することで膀胱内に悪玉菌が流れて膀胱内が細菌感染し、膀胱炎を誘発したり尿がアルカリ性に傾いてストルバイト結石を誘発するのです。
03.
感染性のストルバイト結石で愛犬に療法食を食べさせても、腸内環境を改善することはできません。腸内環境を改善するには、腸内環境を悪玉菌優勢にしていた要因を取り除くことが一番です。
腸内環境を悪玉菌優勢にしてしまう原因に、
・添加物
・フードの酸化した油・加工によって変質してしまう油
・フードに含まれる小麦や大豆などの長期摂取
・何らかの合わない食材
・ストレス
・抗生物質の長期使用
などがありますがフードが原因になっている場合もあるということです。