猫の長生きの秘訣は普段ごはん/猫の手作りご飯を学ぶならホリスティックウェイブス | それぞれの個性に合った手作りごはんを

手作りご飯は、食材を生や軽く茹でるなど最低限の調理で作ります。フードのように高温で焼成することもないため、猫に必須のタウリンをはじめ様々なアミノ酸やビタミン・ミネラル、酵素などの熱による破壊が少なくなります。

つまり食材そのものが持つ栄養を余すことなくいただけるということであり、非常に栄養価が高くなります。フードのように後から添加されるアミノ酸・ビタミン・ミネラルなどと違い食材と結合した栄養素は体への吸収率も違います。

猫の長生きの秘訣は、運動やストレスのない環境作り、そして体に十分な栄養が回ることも重要なのです。

手作りご飯の特徴は何と言っても水分が豊富であることです。ウェットフードなども水分は摂れまるが、猫にさほど必要ない糖質が含まれていたり、添加物の心配があったり、肉のみの無添加のパウチなどであれば値段が高くつくなど、市販のフードで水分を取ろうと思うと、どうしてもデメリットが出てきます。

手作りご飯で使う肉や魚は水分を60~70％含み、値段もウェットフードに比べて安く、なおかつ不要なものが一切入っていません。水分をしっかり摂れることで水分不足から起こる膀胱炎や結石を回避することができます。

泌尿器系の疾患は再発しやすく、何度も再発していると腎臓にも負荷がかかってきます。

手作りご飯で豊富な栄養や水分を摂れることで、免疫力の強い体作りになります。

体の中では日々何千個の癌細胞が作られています。この癌細胞を壊すのも免疫の力なのです。

また、手作りご飯は消化が良いため、フードのように未消化の食べものが腸内細菌のバランスを崩すリスクが少なくなります。

免疫細胞の70%は腸に集まり、腸内環境の良し悪しが免疫と深く関わってきます。善玉菌が多い腸では食べ物を発酵し丈夫な腸粘膜を作ります。丈夫な腸粘膜は病原体を体に入れず、外敵からのリスクを減らし、丈夫な体を作ります。

手作りご飯でしっかり栄養を摂り、不要なものを体に入れず、腸内細菌のバランスを整えることは、免疫を上げ、長生きする体へのサポートになることでしょう。