犬の外耳炎は食事アレルギーが原因/除去食から体の中から整えるにはホリスティックウェイブス | それぞれの個性に合った手作りごはんを

犬の外耳炎の原因は、寄生虫感染、内分泌疾患、免疫介在性疾患などの原因もありますが、最も多い原因は二つです。それは、

①アトピー性皮膚炎

②食物アレルギー

です。①アトピー性皮膚炎の原因は生まれつき皮膚バリア機能が弱かったり腸内細菌の乱れなどが原因があります。皮膚炎と外耳炎を併発している場合、バックにアトピーが隠れている可能性が非常に高くなります。耳だけの治療ではなく、適切なスキンケアと腸のケアが必要になります。

②食物アレルギーによる外耳炎も高い割合で認められています。普段食べている食事の原材料の何かにアレルギー反応を示し、それが外耳炎となって現れる場合があります。

ホリスティックウェイブスでは、①②の原因を考えながら、その子その子に合った食事の提案をいたします。

具体的には、愛犬がこれまで食べてきた食事や、外耳炎を発症した時に食べていた食事を詳しくお聞きし、手作りによる一種類のタンパク質とその他一~数種類の野菜や穀物を摂っていただきます。シンプルな食事で様子を見ながら、必要に応じて食材を追加していきます。

3カ月のサポート期間がありますので、その間に食事の変化の付け方や、皮膚の状態に応じて適切なスキンケアの方法をお伝えします。

初回にマンツーマンの講座で状態をお聞きして食事やスキンケアのアドバイスをし、その後は3カ月間メールにてサポートいたします。講座の詳細は下記ホームページよりご覧いただけます。

犬の外耳炎で誤解されがちな要因に、

●皮膚環境が悪いこと

●高温多湿な季節に発症しやすい

●耳毛があるから耳の中が蒸れる

などがあります。マラセチア性皮膚炎や膿皮症などの皮膚炎に併発して起こる外耳炎があります。マラセチア性皮膚炎や膿皮症はそれ単独で外耳炎を発症する原因になることはまれです。実は背景にアトピーや食物アレルギーがあってマラセチア性皮膚炎や膿皮症を起こしているのです。そのため、外耳炎やマラセチア、膿皮症だけにアプローチしても、真の要因へのアプローチができていないと、なかなか良くならない・再発する、ということが起こります。

外耳炎は高温多湿な時期に起こる場合があります。高温多湿な環境や耳が蒸れやすいなどの状態は、あくまでも二次的に外耳炎の発症リスクをアップする要因なのです。外耳炎を発症させる根本要因があり、高温多湿・蒸れやすいなどは、二次的に外耳炎を発症させやすい要因となっているだけなのです。

ですから、犬の外耳炎の根本要因であるアトピー性皮膚炎や食物アレルギーの管理がとても大切なのです。

ホリスティックウェイブスの講座は、トリマーであり手作り食の講師という立ち位置を活かし、外耳炎の根本原因となるアトピー性皮膚炎のスキンケアや腸の管理、食物アレルギーの可能性を考えた時にどのように食事を選んでいけばよいかというところを、マンツーマンでお教えいたします。

外耳炎を「治す」という考えではなく、皮膚炎がある場合に本当に正しいスキンケアをし、正しく腸のケアをすることや、その子その子に応じた食事を提供することで、「体の中から健康を目指す」という考えの元、飼い主様に食事やスキンケアの重要性をお伝えします。

それが必然的に犬の外耳炎への管理に繋がるというわけなのです。

講座の詳細は下記ホームページより、講座のお申し込みやご質問は下記お問合せフォームよりお願いいたします。